モンテッソーリ教育では「教具」と呼ばれる教材を使います。
でも、教具は「手に入れることが難しい」「使い方がわからない」と感じている人も多いです。
モンテッソーリ教育の「子どもの家」でも実際に使用されている市販の玩具をご紹介します
1 小さな大工さん
ドイツデュシマ社の「小さな大工さん」です。
コルク板に釘とハンマーを使って様々なパターンを作ります。
板は赤・青・緑・黄の4色があり、長方形・三角・正方形・月形などの形をした板で色々な形を作ることができます。
私の子どもが3歳半頃に紹介してみたのですが、釘で打ちつけるのが楽しいらしく、かなり夢中でやっていました。
ただ、ハンマーで打ちつける音が結構うるさいです笑
木の板の中心にすでに小さな穴があいているので、、そこに釘を固定させてハンマーで打ちつけます。
最初は釘を打つという行為自体が楽しいようでしたが、成長とともにいろいろな形を作るようになりました。
2 キュボロ
将棋棋士の藤井聡太6冠(2023年4月時点)が幼少期に夢中だったということで流行ったキュボロです。
溝や穴が彫られた木製の立方体を複数個組み合わせ、上からビー玉を落として下まで落ちる道を作ります。
藤井棋士はモンテッソーリ教育の幼稚園に通っていたことが知られています。
モンテッソーリ教育の教材としてキュボロが使われているわけではありませんが、子どもにとって魅力的な玩具であるといえます。
私の子どもが3歳頃にキュボロを買いしましたが、最初は「クゴリーノスタート」という種類でした。
こちらは平面のパーツもあるので、小さい子どもでも道を作ることができました。
その次に「ベーシス」という種類を追加しました。
ベーシスは対象年齢が5歳からとなっており、5歳以下の子どもが1人で組み立てるのはなかなか難しいと感じました。
少なくとも、私の子どもは無理でした。
藤井棋士は3歳で組み立てていたというので驚きです。
あと、普通に高いです笑。
私は子どもがビー玉にハマっていて、レゴのようなブロックで道を作って遊ぶのが好きだったので購入してみましたが、買ったはいいものの、あまり関心を持たないということもあり得ます。
おもちゃが遊べる施設などを利用するのも1つかと思います。
3 木製レールの電車
電車はやはり子どもたちに大人気です。
プラスチック製ではなく木製レールの電車セットで様々なレールを組みます。
IKEA(イケア)やBRIO(ブリオ)、ミッキィ(MICKI)あたりがおすすめです。
私の子どもは電車にあまり興味がなく、プラレールの入門セットしか持っていませんでした。
しかも、レールで輪を作ってフラフープにするというトリッキーな使い方なので、あまり参考になりません。子どもの家では、やりたい子がレールを組み立てて1人で電車を走らせたり、複数で遊んだりして楽しんでいました。
いかがでしたでしょうか。
子どもにとって「魅力的か」「繰り返しできるか」という視点で探してみてください
教具以外にも子どもが夢中になれるものはたくさんあります。
子どもが夢中になれるものを探して、ぜひ棚に並べてあげてくださいね。